古民家 再生 / 古民家 賃貸 / 田舎暮らし 格安物件


2013年1月24日木曜日

田舎の古民家を解体すれば田舎暮らし物件ではなくなる

お金持ちが田舎の古民家の部材を欲しがるので、古民家の解体が絶えない。
解体された古民家を、そっくり都会で再生するので有ればまだしも、悪く言えば、解体された古民家の太くて長い梁とか丸桁とか、古民家の古材と称して高価で売却出来そうな部材のみを持ち去り、それ以外は産業廃棄物として廃棄処分している。



この行為は、どうも古民家の所有者に責任が有りそうだ。
おそらく、いくらにもならない部材代のお金を貰い、業者に解体させているのだろう。
古民家を解体しないで、その場で再生して利用すれば、立派な文化の保全になるのだが、もったいない話である。
古民家を解体した跡地は、畑にでもするのだろうか。
真逆、一戸建ての新築などはしないであろう。
何故なら、一戸建ての新築をする位の費用をかけられるのであれば、古民家の解体はやめて、補修や改築にその費用をかけて再生すれば、すごく立派な古民家が誕生する筈である。
返すがえす、もったいない話である。
山林などの自然環境を守る、ナショナルトラスト運動なるものが有るそうだが、景気も良くなりそうな雰囲気が漂い始めたので、古民家を、もったいない解体から守るナショナルトラスト運動にも力を入れなくては。
正しい古民家再生ナショナルトラスト運動の取組を安倍さんに、頼んでみてはどうだろう。