田舎の空家の古民家を格安で個人売買するか家賃無料物件で賃貸しするか
いくら立派な古民家でも空家のままだと、見る見る朽ち果てて行く。賃貸に出しても借り手は来ないし、固定資産税は毎年確実に請求されるし、敷地の草も毎年確実に勢いよく生えて来るしで、もう手に負えない状況だ。
そういう折は、今までだと、子供時代に育った思い出深い古民家とは言え、格安で手放すか、それも難しい時は、古民家を取り壊して更地で管理するしか方法が無かった。
その方法は、まず該当古民家の所在する役場(市役所)の資産税課へ出向き、「空家になっている古民家を無料で賃貸しするので、固定資産税と都市計画税を無料にしてもらえませんか?」と、交渉して下さい。
窓口の担当者にもよりますが、間髪を入れずにけんもほろろに断られるか、運が良ければ上司に伺いを立てた上で、丁重に断られるのが関の山かもしれませんが、とりあえず清水の舞台から飛び降りるつもりで「空家になっている古民家を無料で賃貸しするので、固定資産税と都市計画税を無料にしてもらえませんか?」と口から発して下さい。
そこまでやってみて万が一相手にされなかった場合には、次は市長(町村長)さんへ「空家になっている古民家を無料で賃貸しするので、固定資産税と都市計画税を無料にしてもらえませんか?」といった内容で手紙を出してみましょう。
該当の古民家の固定資産税・都市計画税収入の経済効果と、新たに市(町、村)外から田舎暮らしに憧れて転入して来る家族の経済効果を天秤にかけて、どちらの方が経済効果が大きいかを考えてくれる良識ある市長(町村長)さんだと、すぐに良い返事が来ることでしょう。